医学部・歯学部系          
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◆医学部・歯学部のイメージ・何を学ぶの?・就職について


 はじめにことわっておきますが、医学部の中にも保健学科や看護学科があった
りする大学も多いですが、ここではその中でも「医学科・歯学科」に限定します。


 
 さて「医学科・歯学科」。
 
この学科ほどイメージがすぐ浮かぶ学科はないでしょう。

 みなさんの想像するとおり、国家資格を取得して、いわゆる「お医者さん・
歯医者さん」になれる学科です。

 最近の不況の影響による企業のリストラなどの不安定な情勢の影響もあってか、
近年ますます医学科への入学志望者が増えており、入学も狭き門となっています。

 一度他の学部を卒業した人が医学科を受けなおす「最受験生」も増加している
ようです。


 かく言う私も、迷いながらこの学科を考えていました。

 やはり、「超難関な試験を通過した人だけが得ることができる高尚な職業」と
いうイメージを持っており、魅力的ではありました。

 さんざん迷った挙句、国立前期試験を受ける前に現在の道に進むことを決めた
のでもう未練はないのですが、まぁその話は置いといて・・・
 

 医学科に入学した後、さらに細かく専門分野を選んでいきます。

 主な分野としては、外科、内科、眼科、耳鼻咽喉科、呼吸器科、消化器科、泌尿器科、産婦人科、小児科、整形外科、リハビリテーション科、皮膚科、形成外科、脳外科、神経内科、精神科、心療内科などがあります。


 すべてについて学科で6年間勉強して医師国家試験を通過した後に専門に進みますが、さらに研修期間が設けられており、現在では全ての科の実習を経験しなくてはならないようになっています。



 そして、医学科・歯学科を卒業した後の仕事の場所としては、「病院(医院)」
になります。

 ただし、大きな病院で働くか、親が経営する病院を継いだり、自分でつくって
経営しながら働くか、という選択はあります。

 いずれにしても、医療職のチームの中心となっていかなければいけない、責任
ある職業です。責任感と打たれ強さも必要となってきます。


 なお、大学に進むと臨床のほかに研究を行うことも多くなります。

 臨床医か研究医か、という選択もあるようですが、要するにどちらに重点を置
いていくか、ということであって、両者に明確な区別はないように思います。

 
 診療報酬制度の改定により、医療従事者にとって厳しい状況になりつつありま
すが、それでもやりがいのある仕事であろうことには変わりがありません。
 

 
 



                             
                               
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