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つながりで記憶を強固に
たとえば、
「人間の心臓では右心室と左心室とに分かれていますが、どちらかの壁の方が
厚くなっています。どちらでしょう?」
という問題があったとします。
答えは「左心室」です。
これをそのまま「左の方が厚い、左、左、・・・」という覚え方で覚えてもかまいません。
しかし、このような単純記憶では、忘れるのも早く、何回も復習しないと定着しません。
少しでも復習を怠ったりすると、「あれ!?右だったかな、左だったかな??」
と、混乱してしまうかもしれません。
これに対して、「右心室は肺に血液を送る」「左心室は全身に血液を送る」ということを
もし知っていれば、
「全身に血液を送る左心室の方がポンプの力は強力でなければならない。
だから、左心室の壁の方が厚いのか」
と、いったん自分なりに理解すると、もうなかなか忘れないはずです。
復習も少なくてすみます。
このように、ある事項をある事項と結びつけて「つながり」で覚えることで、記憶というもの
は強固になります。
このことは、次に紹介する「エピソード記憶」とも関連してくることです。
これから、何かを覚えようとするときに、単純に覚えてしまうよりも、何かに結びつけて
覚えようとする意識を持っておくとよいでしょう。
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