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◆農学部のイメージ・何を学ぶの?・就職について



 農学部といえば、田んぼや畑を営む一般的に言う「農業」を勉強するところ、
というイメージがあるかもしれません。


 たしかに、このような農業について考える「農学」が中心となってきます。


 しかしその内容は、「畜産学」、「農業工学」、「農芸化学」、「林学」、
「獣医学」なども含む場合があります。



 「畜産学」とは、牛や豚、鶏などの家畜を育てたり市場に出したりするために
はどうしたらよいか、ということを考える学問です。


 「農業工学」とは、農産物の生産などに使う機械について学んだり、排水や干
拓の技術について学んだりする学問です。


 「農芸化学」とは、土地や肥料について化学を利用して農業に活かしたりする
学問で、最近は遺伝子組み換えや、クローン技術などのバイオテクノロジーに対
する研究も活発に行われているようです。


 「林学」とは、木を切って木材にする林業について考えたり、林業によって引
き起こされる環境問題についても考えていきます。


 「獣医学」とは、ご存知動物のお医者さんである獣医師を目指して、動物に関
する医療などを学びます。




 ただ、大学によってその内容があったりなかったりするので、ホームページな
どでよく調べておくことが必要です。



 一昔前まではあまり人気がなかった農学部ですが、昨今のバイオテクノロジー
技術の進歩によって、人気を集めるようになっています。


 農学部は、今後の地球にとって重要問題である、資源、エネルギー問題に対し
ても取り組んでおり、非常にやりがいのある分野でもあると思います。




 就職については、多くの人が大学院へ進学した後、食品会社や化学会社、また
は公務員での研究職として就職する人が多いようですが、理学部などのようにそ
のまま大学で研究する人もいます。
 






                             
                               
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