経営学部・商学部         
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◆経営学部・商学部のイメージ・何を学ぶの?・就職について

 経営学部・商学部は、イメージ的には、「経済学部」と同じように考えている人も多い
かと思います。

 しかし、その定義は異なっており、「経済学部」が社会全体や企業全体につ
いてのお金の流れを考えていくのに対して、「経営学部・商学部」では、より実
践的な経営についての学問を学びます。

 
 簡単に言うと、経営学とは、「商売するにはどうやったらいいのか」「会社が成り立って
いくためには何が必要か」ということを学ぶということです。



 例えば、あなたが、事業を始めようと考えたとします。

 しかし、まず個人事業にするのか、有限会社や株式会社、はたまたNPO法人
など、選択肢はいくつもあります。

 それから、何をどういう方法で売るのか、店舗を設けるのか、広告や宣伝はど
うするか、社員などを雇うか、税金についてはどうするか、資金はどこから調達
するのか・・・といったことが必要になります。

 このような実際の経営について細かく学んでいく、ということです。


 基礎的科目として「企業経営」「会計」「マーケティング」「情報」の基礎を学び、その後「ビジネスモデル」などのより専門的な分野を学んでいきます。


「起業・経営」のコースでは、将来、ベンチャー起業家を目指す人のために、事業アイディアをビジネスとして組み立てる思考プロセスを実践的かつ体系的に学んでいきます。


「会計」のコースでは、基本的な経営理論や複式簿記の技術および会計理論をベースに、企業の財務諸表の作成や分析を通して、幅広い会計マインドを実践的に学んでいきます。


「マーケティング」のコースでは、経営活動におけるマーケティングの実際面や、市場環境の変化に対応したマーケティング活動を計画的に行うために必要な知識・技法を体系的に学んでいきます。


「情報」のコースでは、基本的な経営理論や財政・会計理論をベースに、企業経営における情報活用について事例で実践的に学びます。企業・社会のなかでお金の流れだけでなく情報の流れの理解を通して企業経営を把握する素養を身につけることを目的としています。




 また最近の大きなキーワードである「情報化」「国際化」についても学び、時代の流れについて理解していきます。




 ただし、経営学部を出たからといってそのまま経営者になるとは限りません。
営業職や販売担当となるほか、会計士や税理士、情報処理の資格をいかして活躍しています。
基本的には一般企業に勤める人が多いようです。
会社に入って、企業の一員として経営を考えていく、ということもできると思います。




                             
                               
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